西村内科脳神経外科病院
栄養及び食品について
栄養素の摂取量と健康状態について
・過ぎたるは及ばざるが如しと言われますが、毎日の食事も同じです。
・食事で大切なことは、それぞれの栄養素を過不足なくとることです。
・好きなものをいつでも好きなだけ食べていると、栄養素のバランスがくずれ
身体の消化・吸収・代謝にも影響が出てきます。
・過食による肥満は、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の原因や
さらなる悪化にもつながるので注意が必要です。また、過剰なダイエットも
問題です。
・バランスのよい食事で生活習慣病の予防しましょう。
●糖質
・過剰にとった糖質は肝臓や脂肪細胞で脂肪に生成されて貯蔵され、肥満の
原因になります。
・糖質が不足すると、脂質より先にたんぱく質がエネルギー源として消費
され、たんぱく質本来の働きを妨げることになります。
・糖質は脂質の代謝にも関わっているため、脂質の代謝がスムーズに行わ
れなくなります。
●脂質
・とりすぎて問題となるのがコレステロールと中性脂肪です。
・コレステロールのとりすぎは動脈硬化を招き、心臓疾患や脳梗塞につな
がります。
・牛肉や豚肉に多く含まれる飽和脂肪酸には、血中のコレステロールを増や
す働きがありますので、とりすぎないよう注意が必要です。
・魚油や植物油に含まれる不飽和脂肪酸には血中コレステロールを下げる働
きがあるので、比較的安心してとることができます。
・日本人が欧米人に比べて心筋梗塞が少ないのは、この不飽和脂肪酸を多く
とることも関係するといわれていますが、近年では日本人のコレステロール
値も高くなっており、問題とされています。
・コレステロールにはホルモンや細胞膜の成分となる重要な働きがあります
ので、少なくなりすぎると細胞膜や血管壁がもろくなるなどの異常があら
われます。
●たんぱく質
・身体の組織をつくるたんぱく質は、特に発育期、妊娠期には十分に摂取する
必要があります。
・食品によってたんぱく質に含まれるアミノ酸の種類が異なるため、必須
アミノ酸(身体に必要で体内では合成できないアミノ酸)をたくさん含んで
いる卵、肉類、魚、大豆食品、米をバランスよく組み合わせることで、より
栄養価の高いたんぱく質を摂ることが大切です。
・肉類の場合は同時に飽和脂肪酸も摂取することになる点を考慮して、食事に
とり入れる割合を考えてください。
・たんぱく質の過剰な摂取は老廃物である窒素化合物を増やし、腎臓に負担を
かけることになるので、腎臓病の人は注意が必要となります。
詳しくは、本病院の医師・栄養士にご相談ください。
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